作曲の基本を勉強するための オススメ教材3

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前回、前々回に引き続き、こちらのご紹介です。
3巻は急に難しく感じた記憶があります。
中~上級者向けでしょうか。
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和声 理論と実習 Ⅲ
またこれもざっくり言いますと、
「ドミソばっかり弾くのも飽きるから、レ入れてオカズつけたろ」
「このコード進行す~き~♡ 繰り返したろ」
神々(著者達)の声:「あとは自由にやりたまえ」→俺:「ちょーっw 急に手放された~www 極端やなwwwwwwwwww」
って話ですね。

↓本書の目次はこんな感じ
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【目次】
第1章 調設定の原理
第2章 借用和音の総括
第3章 内部変換
第4章 構成音の転位(1)
第5章 構成音の転位(2)
第6章 和音の補遺
第7章 反復進行
第8章 偶成和音
第9章 保続音
第10章 主題的構成をもつバス課題
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解説です。
「借用和音」…2巻の続きですね。一時的に他のキーのコードを使う方法
「内部変換」…ドミソって弾いてたのをミドソって弾く。とか。
「構成音の転位」…ドミソなんだけど、ソをラにしてみよう。など、構成音を隣接音に変化させる。この辺は課題もメロディックになってきて、ちょっと感覚も必要になってきます。
「和音の補遺」…Cキー内でのEmの使い方
「反復進行」…同じモチーフを音程を変えて繰り返して使ってみる
「偶成和音」…たまたまできたコードって内容。なんだそりゃw ずっと堅苦しく語ってきたのに、急になんでもアリになった印象。
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「保続音」…みんな大好き!アン○ンマン☆なやつ。Cキーでコードは変わってもソを鳴らし続けるやつ。とか。
「バス課題」…ベースラインにコードとメロディーを付けていく練習
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こうやって書くと、そんなに難しくは感じないのではないでしょうか?
実際は難しい部分もあるし、表紙は硬派だし(初音ミクとか載せたら売れるのに…)、価格も高いしでなかなか手を出すことに躊躇があるかもしれません。
でも、この3冊をやると確実に音楽的な色々な能力が向上します!
日本の宝ですよ、この3冊は。神本です。

▼以下、3巻勉強した率直な感想をつらつら
・やってよかった~
・これほんまに音楽の基本だな
・分析能力ぶっち上達した!!ラッキー
(分析能力上達のおかげで、某教育学部音楽科の学生時代には、古典派のピアノソナタくらいは3日で全楽章暗譜してました。)
・でも、古典派以降の和声理論は独自なものがあるよ。あくまで基本ですな。
・ヘイ!そこのジャズメン!ツーファイブツーファイブばっか連呼してうるせぇよ。
(ジャズ研の連中が何年もツーファイブ連呼してた時とか、安っすい理論書見てて思ったこと。ツーファイブを分析とか練習の足掛かりとするのは「なるほど」って思うけどね。そんなん連呼するほどのことじゃないやん。それだけみたいに。)
・POPSって単純だなあ。
・ジャズプレイヤーってすげえな。(理論の渦のその先にいるよね、彼ら)
・俺も自由を手にしたい。羽ばたきたい。(本書の後半では、どうぞ自由になさってくださいと手放されます)
・作曲家で語られる音楽とプレイヤーで語られる音楽の違いが分かった
・神本やな
・POPS、ジャズ、サルサやってても、この考え方が生きとるわ
・ピアノのポジショニングとか、変なことやらなくなった
・変なサウンドの演奏しなくなった

以上。